秋の楽しみ。
家事は苦手だけど
干す、熟すの食べ物づくりは
わりと好きだということに気づいた。
今年も里山農楽園の縄田さんから
渋柿の小次郎柿を譲っていただいた。
肉厚で甘くてとても美味しい。
昨年は干しすぎて
カチカチに固くなったから
今年は豆にチェックして仕上げている。
皮をむいて、紐に結び
カビ防止のために
熱湯にさっとつけてから干していく。
寒くてお天気のいい日
そして、朝に霜の降るような気候が
適しているらしい。
干す時にいつも頭に流れる曲
♪しーずかーなー しーずかなー
さーとの あーきー
このフレーズが、永遠にループし
いつの間にか
♪ふーけゆくー あーきのよー
に変わる。
どっちも全部歌えない。😂
けど、毎年、この時だけなので
覚えずに秋を迎えている。
干すことの効果はいろいろだけど
人間にもいいとわかってきた。
図書室にやってくる子どもには
寝不足の子
ちょっと運動が苦手な子
もいる。
そういう子には、
陽があたる席に促して
一緒に日光浴をしてみる。
「日に当たろうよ」
「えー。めんどくさー。」
ぶつぶつ言いながらも
席をかえてくれる。
そして、気持ち良さそうだ。
きっと、日光が
見えないところで
うまい具合に働いてくれてるはず。
そう思いながら
無言だけれど
満ち足りた数分間をともに過ごすのが
今の楽しみの一つ。
今年は美味しくできると
いいな。